お知らせ
2024/11/7
運転代行プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」、2024年11月7日(木)より宮城県にてサービス提供を開始。


2024年11月7日、株式会社Alpaca.Lab(代表取締役:棚原生磨)は、仙台市で運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(以下、エアクル)」を活用した運転代行事業を開始します。また、北海道に本社を構え全国18都市で軽運送・レンタカー・カーリース事業を展開する株式会社FIRST LIFE(以下、FIRST LIFE)と業務提携し、2024年年末までに宮城県内でのさらなる事業拡大を目指します。この提携は、地域のタクシー会社や物流のノウハウを活用し、安全かつ効率的な運転代行サービスを提供することで、飲酒運転の撲滅を目的としています。

背景

宮城県仙台市は東北地方の主要都市であり、観光やビジネスでの訪問者が多い一方、交通手段の多様化が求められています。特に運転代行サービスは、令和5年度時点で全国8番目(※)に運転代行業者が存在する県であり、地元住民や訪問者の安全な移動手段としての需要も高いエリアです。株式会社Alpaca.Labは、既存の運転代行配車プラットフォーム「エアクル」を活用し、地域のタクシー会社や物流企業のノウハウを取り入れることで、質の高いサービス提供を目指します。
エアクルは現在、沖縄、福岡、和歌山、宮崎、埼玉、熊本、茨城と7つの都道府県にサービス提供エリアを拡大しており、宮城県が8つ目のエリア展開となります。
※令和6年警察白書より

目的

1.不足する運転代行の普及:FIRST LIFE保有の車両とドライバーをマッチングすることでドライバー不足問題の解消を図る。近い将来、海外で日本語学校の運営を手がける同社の特定技能生紹介サービス事業を利用し、運営代行のみならず幅広い運転手不足に対応する。
2.安心安全なサービスの提供:地域の物流・運転代行事業と連携することで、信頼・安全性のある質の高い運転代行サービスを提供する。
3.効率的なサービス展開:FIRST LIFEの地域との繋がりを活用することで、効率的なエアクルの地域展開を行う。
4.飲酒運転の撲滅:地域の飲酒運転や交通事故の撲滅に貢献する。
5.地域経済の活性化:安心して運転代行を呼ぶことができる環境づくりの構築と、宮城県内の地元住民採用による地域経済の活性化を行う。
6.環境負荷の軽減:配送事業との同時連携により、車両、ドライバーの効率的な利用と環境負荷の軽減を図る。

業務提携の内容

・開始時期:2024年11月
・対象地域:宮城県仙台市
FIRST LIFEはタクシー会社をはじめとした地域の事業会社と連携し、仙台市で自ら運転代行業を担うことでエアクルを展開していきます。Alpaca.Labはこれまで全国でエアクルを展開してきたノウハウをFIRST LIFEに提供することでよりスピーディーに事業展開を推進します。

【具体的な内容】
・エアクルの事業展開や販促のナレッジをFIRST LIFEへ共有する。
・エアクルを活用した、FIRST LIFEが自社で保有している車両と特定技能生の指導を行いながら、安心安全な運転代行サービスを提供する。
・FIRST LIFEが保有している地域の物流や飲食店との繋がりを活用して、スムーズなサービス展開を実施する。
・運転代行業者や新規ユーザーに対するエアクルの導入及び利用を促進する。

今後の展開

業務提携の成果を基に、エアクルの全国展開を視野に入れたサービスの拡充を検討しています。これにより、日本各地で質の高い運転代行サービスを提供し、地域社会の安全と利便性を向上させることを目指します。
将来的には、ライドシェアや物流事業との連携を見据えた配車アプリの共同開発も視野に入れて活動していきます。